2012/01/15

日記(自分語り)

先日28歳になった。私はプログラマとして働いている。大学を卒業してから次で4社目だ。ずっと同じ業界で同じ職種。

私は理系の大学を出たわけではないし、プログラミングの技術について専門教育を受けたわけでもない。高校も大学も文系。数学も物理も大の苦手だった。それどころか算数でつまずいて以来、理系の教科は嫌いで仕方なかった。大学では社会福祉学部で福祉と幼児教育を学び保育士の資格を取った。ピアノの単位を苦労して取ったり、体育の授業でダンスや劇をした。卒論も書いたことがない。卒業ゼミで銅版画を作成して卒業した。しかし残念なことに、今のところ保育士の資格が役に立ったことはない。いや、話のネタになることはある。

情報系の学部を出た人やコンピュータサイエンスの教育を受けてきた人がうらやましかった。若い頃からプログラミングをしている人がうらやましかった。有名なプログラマを見るたびに、勉強会に行くたびに、うらやましさと後悔をおぼえた。自分用のPCを手にしたのは大学3年だった。プログラミングを始めたのは就職してからだ。「もっと早くプログラミングに出会っていたら」「もっと早くPCを買っていたら」「情報系の大学に行っていたら」「学生の頃にもっと本を読んでいれば」などと思うことがある。

だけど、最近はそういうことを思うことがほとんどなくなった。私は私なりに学生生活を楽しく過ごしたからだ。


つづく...

P.S 落ち込むこともあるけれど、私プログラミングが好きです。

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