問答無用の傑作らしい。なかなかページ数あるけど面白いし読みやすいしですぐに読み終わってしまった。ラストもキレイに終わったし、言い回しや文章も面白かった。
いろんなものの元ネタというのは本当らしい。あ、これどこかでみた!という場面がかなりある。
元祖SFテンプレといった感じなのか。あとがきを読むとたくさんのSFランキングが紹介されており、それぞれのランキングで常に10位以内に入るような作品とのこと。王道ということか。
問答無用の傑作「幼年期の終わり」は未だにほとんどのSFがとらわれている偉大で強力なビジョンで、例えばZガンダムもエヴァンゲリオンも結局のところは「幼年期の終わり」の変奏曲だという意見には賛成だ。(Zガンダムのオープニングのラストカットとか、エヴァンゲリオンのL.C.Lの海とかはまさに「幼年期の終わり」の発展したイメージ)
次は火星年代記を読もう。目次を見ると短篇集かと思いきや一冊で一つのストーリーらしい。
そのあとは、ちょっとSFから離れて影響力の武器でも再読しようかなあと思っている。最近仕事で対人業務が多いので復習も兼ねて。というより実は単にもう一度読みたくなっただけ。
本当は第二版が欲しいけど、持っているのは第一版。ハードカバー読みにくいです。
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