2013/07/10

Re: 僕と契約してLisperになってよ!-Gaucheの開発環境を整えよう-

Vim派であれば、またはEmacsもVimも嫌いなら。

Vim派なら

EmacsもVimも嫌い

EmacsもVimもSublime Text 2も嫌いなら

Gauche本体とrlwrapを入れるだけでも十分書ける。

  1. 好きなエディタでGaucheのコードを書く。
  2. shellでgoshに書いたコードのファイルを渡す。

hoge.scm

#!/usr/local/bin/gosh
(print "Hello, world !!")
% gosh hoge.scm

または

  1. 好きなエディタでGaucheのコードを書く。
  2. 先頭行に #!/usr/local/bin/gosh などとgoshのパスを書く。
  3. 実行できるようにpermissionを設定する。
% sudo chmod 755 ./hoge.scm
% ./hoge.scm

といった感じ。

rlwrapについては、サンプルを動かしたり、コード片の実行結果を確かめたりするのに便利。rlwrapを使うとgoshのreplでC-pとかC-nとかC-aとかC-eとかShellのやEmacsで慣れ親しんだキーが使えます。プロンプトに色をつけたり。

% rlwrap gosh

-pオプションでプロンプトに色がつくのでaliasにしとくといいかも

% rlwrap -pCYAN

ubuntuであれば

% sudo apt-get install rlwrap

でインストールできます。

Emacs

一応Emacsのことも。

余談

自分は、SchemeやLispつまりS式を書くときはEmacsを使います。その理由はEmacs標準のC-p、C-n、C-a、C-e、C-kなどのキーバインド以外に、C-M-tとかC-M-f、C-M-b、C-M-u、C-M-d、M-(、C-x r、C-xC-eなどのS式用のコマンドが便利過ぎるからです。これがVimにあったらVimに完全に移行するのになあ。今はS式以外ではVim、S式を書くのとorg書式の文章を書くときにEmacs。両方とも使ってる。でもVisual StudioもChromeもVimキーバインド。

完全に引きこもる覚悟があればEmacsはすごくいいけど、Shellを拠点にしているのであればEmacsは大げさで邪魔なことが多い。起動遅いし(serverあるけどさ)。CTRLキー押しっぱなしでの移動はtypoが多くなるし。Vimだとそういう心配がなくて、なんというかストレスが少ない。Emacsでも閲覧専用のViewモードでVimキーバインドを設定しているけど、やっぱり本家Vimには負ける。

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