vallog: 2010

2010/12/30

Emacs で GhostScript（PostScript）

そういえばメモってなかったので。

ps-mode を load して、ps-run-x に GhostScript のパスを指定すれば OK 。
ps-mode で C-c C-s すれば GhostScript の REPL が出てくる。

;; ps-mode
;; C-c C-v : ps-run-boundingbox
;; C-c C-u : ps-mode-uncomment-region
;; C-c C-t : ps-mode-epsf-rich
;; C-c C-s : ps-run-start
;; C-c C-r : ps-run-region
;; C-c C-q : ps-run-quit
;; C-c C-p : ps-mode-print-buffer
;; C-c C-o : ps-mode-comment-out-region
;; C-c C-k : ps-run-kill
;; C-c C-j : ps-mode-other-newline
;; C-c C-l : ps-run-clear
;; C-c C-b : ps-run-buffer
(load "ps-mode")
(setq ps-run-x `(,(expand-file-name "~/gs-path")))

逆ポーランド記法の言語といえば Forth ですが、Forth 使いの人の呼び名がかっこいいです。

Forthニュース - moiの頭の中

ページ記述言語 PostScriptチュートリアル&クックブック (ASCII電子出版シリーズ)

2010/12/29

iPhone / iPad で Scheme: iBiwaScheme

iBiwaScheme

BiwaScheme : Scheme interpreter for browsers

これができるまでの流れがかっこいい。。

Twitter / yhara: 出来ました http://www.biwaschem ...

出来ました http://www.biwascheme.org/i.html メリークリスマス！ RT yhara やりましょう RT @wtnabe biwascheme が iPhone 対応しないかな

Route 477 - BiwaScheme 0.5.5.1をリリースしました

このリリースは「大人になったからそろそろプレゼントする側にならないとな」という気持ちの提供でお送りしました。

そういえば iScheme も BiwaScheme ベースだとどこかで。。

iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 iScheme

私は iPhone 持ってませんけど。。

余談

yhara さんが Rubyで作る奇妙なプログラミング言語 ~Esoteric Language~ の著者の方だと先日気づきました。。

追記

Scheme for iPhone

追記2

BiwaScheme 公式サイトのデモすげぇ。増えてる。。

BiwaScheme : Scheme interpreter for browsers

あとやっぱこの破壊力。

SICP 原書の amazon レビュー和訳（Paul Graham, Peter Norvig ...

amazon の SICP（計算機プログラムの構造と解釈）原書。

Amazon.com: Structure and Interpretation of Computer Programs - 2nd Edition (MIT Electrical Engineering and Computer Science) (9780262011532): Harold Abelson, Gerald Jay Sussman: Books

レビュアーがすごいですね！

SICP 原書の Amazon レビュー (1): Seaoak's READ

Peter Norvig のレビューの和訳

SICP 原書の Amazon レビュー (2): Seaoak's READ

Paul Graham のレビューの和訳

SICP 原書の Amazon レビュー (3): Seaoak's READ

SICP って「sick pee（しっくぴー）」って読むらしいですよ。ずっと「えすあいしーぴー」って読（呼）んでます。。

Paul Graham はハッカーと画家コンピュータ時代の創造者たちとか On Lisp の人ですね。
Peter Norvig は Google の現研究本部長で PAIP（実用 Common Lisp (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)）とかエージェントアプローチ人工知能の人ですね。 Red さんは何者なんでしょうか。

ところで

368 ：デフォルトの名無しさん：2010/11/10(水) 19:40:16
ポールグレアムがグラハムかグレアムかで迷ったときは
ＤＱ６の隠しボスの名前を思い出すといいよ。

ポールグレアム
ダークドレアム

な。似てるだろ。

Lisp Scheme Part31

Paul Graham はポールグレアム。Heather Graham はヘザーグラハム。。

なんで？微妙に気になります。

2010/12/28

今年の3冊

本続きで。

3冊選んでみた

貧困大国アメリカは2冊セットで。

ルポ貧困大国アメリカ II (岩波新書)

「ジェンダー論」の教え方ガイド―女子大生のための性教育とエンパワーメント (フェミックスブックレット (1))

「ジェンダー論の教え方ガイド」は、今年のはじめの方に読んだけど印象に残ってる。こういう授業は必須じゃないかなぁ・・・。「数学入門」は @shunsuk さんからすすめられて読んだ。中学か高校、せめて十代で読みたかった。。でも読んでよかった。「貧困大国アメリカ」は夢中で読んだ。アメリカ怖いよアメリカ。

技術書3冊

というか Lisp 本3冊。

実用 Common Lisp (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)

先生！僕にもマクロが読み書きできるようになりました！

伝統的マクロと衛生的マクロ（syntax-rules に限る）をある程度読み書きできるようになった（上記の本に syntax-rules は出てこないけど）。これはやっぱり今でも Lisp でしか体験できない抽象かもしれないので、悟り体験に含まれるのかも。つか悟り体験ってなんなんだろ。

賛否両論あるだろうけどマクロは他の言語にも輸入した方が良いと思う。S 式じゃなければ Lisp マクロほどの強力なマクロを用意するのは難しいのかもしれないにしても。（脱線）

PAIP は読みやすい・わかりやすい・おもしろい・重い・厚い。On Lisp は後半難しかったけど、丁寧で読みやすかった。ただし、ある程度 Lisp を読み書きできないと序盤からきついのかも。コードがきれい。Let Over Lambda が一番ぶっ飛んでた。文章もマクロも。オレオレマクロ TUEEEEE ！

vallog: そういえば PAIP （実用 Common Lisp）読んだ

The Little Schemer, 4th Edition も好きで、待望の和訳本も出たけど、原書を読んだのは去年なので選ばず。

また本を頂きました！

またもや @finalfusion さんから本を頂きました！
ありがとうございます！

「記号と再帰」読んでみたかったんです＞＜
それに「渕一博その人とコンピュータサイエンス」これって第五世代コンピュータの先頭に立った方ですよね！今「第五世代コンピュータ―日本の挑戦」という本を読んでいるのでタイムリーでした。
他の2冊もすごく新しい本ですね。書店で見かけます。

記号と再帰―記号論の形式・プログラムの必然

田中久美子
東京大学出版会
売り上げランキング: 23341

Amazon.co.jp で詳細を見る

20歳のときに知っておきたかったことスタンフォード大学集中講義

ティナ・シーリグ
阪急コミュニケーションズ
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渕一博―その人とコンピュータサイエンス

田中穂積太田耕三古川康一岡田久雄黒川利明
近代科学社
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マンガでわかるJavaScript

クロノス・クラウン柳井政和
秀和システム
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以前も読みたかった本や、良書と評判の本をたくさん頂きました。

本当にありがとうございます！！

2010/12/27

そういえば PAIP （実用 Common Lisp）読んだ

Lisp 初級者が次のレベルに向けて読む道標的なもの
動的型付けの言語での開発・プログラミングのイロハ
Lisp 独特の柔軟性を生かした設計とインタラクティブで反復的な開発
Lisp でのプログラミング・開発・改善
Lisp の本というだけでなく、プログラミングの本
めちゃくちゃわかりやすい・丁寧

ザッとこんな印象。

一通り読むのに4ヶ月以上かかった。。
今年のうちに一周できてよかった。。

あと物理的に重かった。

例題や演習（解答付き）は原書のタイトル通り AI 周辺。
オブジェクトシステムや Common Lisp で書く Scheme インタプリタ＆コンパイラなど（call/cc 付き）も。
（別に悪い意味ではなく、）どの辺が「実用」なのかわからなかった。

一通り読んだものの、演習はほとんど手付かず。相変わらず初級者のまま。二周目はしばらく積んでから、かな。
当たり前だけど、ちゃんと書かないと意味ない。すでに記憶が磨耗し始めてる。
なんかネガティブっぽい感想になったけど、そんなことはなく値段以上に良かった。

Paradigms of Artificial Intelligence Programming

Paradigms of AI Programming Source Code

2010/12/21

tumblr からランダムにポストする Twitter ボット

tumblr は瞬時にメモれるので良いのですが、振り返りにくいですよね。検索も弱いし。

tumbllow

Twitter のふぁぼりと同様 Tumblr にクッリップしたものもランダムに、かつダラダラ読みたい。
ということで、取りあえず Twitter ボットにしました。

vallog: 自分のふぁぼりからランダムに選択してポスト

（肝心の Tumblr が落ちてるようですけども）

以下のコマンドを定期実行しているだけです。

gosh tumblrandom.scm consumer-key consumer-secret access-token access-secret tumblr-id type

Tumblr では以下のように入力するとランダムなポストが得られます。

http://hoge.tumblr.com/random

ですが、Tumblr api には random に取得するためのインターフェースがないようです。
そこで一度以下のようなリクエストを送ります。

http://hoge.tumblr.com/api/read/json?start=0&num=0&type=fuga

type は quote なり text なり、空でも良い様です。
返ってきた json に指定した type のポスト総数が入っています。
あとはその値からランダムな数値を作れば OK です。

http://hoge.tumblr.com/api/read/json?start=random-number&num=1&type=fuga

コードはこちら。Scheme（Gauche）で書きました。

scheme, gauche, twitter

参考

追記

こんなのあった。

Nippon Kaisho システムツール [ CRONTAB設定ヘルパー ]

2010/12/20

あとで読む部分継続（限定継続）（と、継続）

「あとで読む」的なもの。

余談

面白かったのが

Island Life - returnを継続プリミティブにする話

経由で読んだこれ

「難しいのは継続ではないcallccだ…とすると、難しいのは限定継続ではなくshift/resetなのでは？」

これわかるような気がします。継続自体も難しいけど、call/cc がまた難しい。以前 let/cc はわかるけど call/cc がわからないという状態がありました。。今でも let/cc ベースで call/cc を認識しているわけですが・・・。（The Seasoned Schemer の影響もあり）

こんな感じで・・・

(let1 loop #f
  (let1 i 0
    ;; (let/cc c (set! loop c))
    (call/cc (^c (set! loop c)))
    (print i)
    (inc! i)
    (when (< i 10)
      (loop))))

let/cc - Gauche ユーザリファレンス: 6.17 制御

余談2

そういえば、継続といえば、amb カッチョイイですよね。

gist: 638160 - GitHub

（return の記事おもしろいなあ。。）

ついでみたいだけど

自分のふぁぼりからランダムに選択してポストする Twitter ボット

Twitter / `(,@valvallow): 自分が過去に書いたことやその当時気に入ったものをラン ...

自分が過去に書いたことやその当時気に入ったものをランダムに突きつけられたい。Twitterのつぶやき、ふぁぼりふぁぼられ、書いたブログの記事、ブクマったページ、タンブラーにクリップしたもの、他にもいろいろあろう。そういうもろもろを唐突にランダムに突きつけてくれるサービスが欲しい。

ふぁぼりだけでなく Tumblr やブログもそうなんですが、ランダムに見たいんですよね。
最新のものを頭から眺めるのも、アーカイブから探すのも、検索ボックスから検索して探すのも、どれも違う。

一覧やアーカイブも必要だし、検索も必要だけど、もうひと手段欲しい。
溜め込んだデータの類って、そこに入れたことすら忘れてるものが多くなるように思う。

一覧や検索からだと辿り着かないものがたくさんあるんじゃないか、というかある。
能動的な（？）捜索だと観測範囲がどうしても狭くなるというかなんというか。

ふぁぼりに関しては favotter や favstar も違うし、favolog も違う（よく見てないのでたぶん）。

Tumblr は

http://hoge.tumblr.com/random

すればランダムに見れるんですが、それもなんか違うんですよね。
もっとこう、ダラダラと垂れ流して欲しい。

試しに、ふぁぼりに関しては定期的にランダムにつぶやくボットにしてみました。
Scheme（Gauche）で書きました。
こういうのをもっと一般化したもの（サービス？）があると嬉しいかも。

このスクリプトを定期実行しているだけ。

gosh script.scm consumer-key consumer-secret access-token access-secret twitter-id filter-function

参考

Twitter API Viewer

Gauche の新しいバージョンに json 用のモジュールが追加されてた。

Gauche - A Scheme Implementation

2010/12/15

gauche-net-twitter

shirok/Gauche-net-twitter - GitHub

少しだけ触ってみました。参考にしたのは README とこちら。

Gauche-net-twitter を使ってみる - 武蔵の日記

たいしたサンプルにもなりませんが、簡単な URL を作ってつぶやくだけの簡単なお仕事をするスクリプト。

例えば、こういう風に呼ぶと

>gosh url-builtter.scm consumer-key consumer-secret access-token access-token-secret "kumanichi.com" "/sinseimen/~a/~a.shtml" "(^t (let1 today (current-date)(format t (date->string today \"~Y~m\")(date->string today \"~Y~m~d001\"))))" "(^u (string-append (date->string (current-date) \"~Y/~m/~d ~H:~M:~S ~a \") u))"

こんなふうに URL をつぶやく。

2010/12/15 02:42:47 Wed http://kumanichi.com/sinseimen/201012/20101214001.shtml

ボットにするなら、あとは外から定期実行してやれば良いかなあと。

上記例のページがそうなんですが RSS がないんですよね。
そういうページの RSS を生成してくれるサービスもありますが、うまいこと生成されないページもしばしば。

Page2Feed API | EDGE

URL が簡単なものであれば Twitter ボットに呟かせるのも手かなー、などと思ったもので。
リンク貼るだけならどこかの図書館みたいなことになることもないでしょうし。。

2010/12/14

Gauche スクリプトに S 式を渡したい時って

例えばこういうことをしたい時って、

>gosh script.scm -sexp "identity"
Hello, world

>gosh script.scm -s "(^x (print x)(print x))"
Hello, world
Hello, world
#<undef>

>gosh script.scm -s "(lambda _ (use srfi-19 :only (current-date date->string))(current-date))"
#<date (32400)="" 12="" 14="" 2010="" 23:18:00.218750000="">

こんなんで良いのかな。

(use gauche.parseopt)

(define (main args)
  (let-args (cdr args)
      ((func "s|sexp=e" identity))
    (print ((eval func (interaction-environment)) "Hello, world"))))

追記

Twitter / きくちゃん: @valvallow 1引数決め打ちで、これはダメ？ ...

@valvallow 1引数決め打ちで、これはダメ？ (define (main args) (print (eval `(,(read-from-string (cadr args)) "Hello, world") (interaction-environment))))

(define (main args)
  (print (eval `(,(read-from-string (cadr args)) "Hello, world")
               (interaction-environment))))

なるほどこっちが良いです！

追記2

Twitter / SaitoAtsushi: @valvallow golf に挑戦してみた。 ( ...

@valvallow golf に挑戦してみた。 (print((eval(read-from-string(car *argv*))'user)"Hello, world"))

(print((eval(read-from-string(car *argv*))'user)"Hello, world"))

短い！

Gauche 今日の日付

(use srfi-19 :only (current-date date->string))

(let1 today (current-date)
  (date->string today "~Y~m~d"))

Gauche ユーザリファレンス: 10.9 srfi-19 - 時間のデータ型と手続き

use で特定のシンボルを指定できてエイリアスも指定できるようになってて便利だー

Gauche - A Scheme Implementation

2010/12/12

近況

最近ブログの更新が停滞していたので、ここらで投稿しておこうと思います。

そろそろ働きたいと思っていて、採用面接を受けてみたり人に会ってみたりしています。
もしかすると何らかの形で年明けくらいから働くことになるかもしれません。
以前と同じくプログラミングやソフトウェア開発に関わるお仕事です。

以前勤めていた会社を辞めてから1年以上が経ちました。
働いている時は「働らかずに生活できたら良いのに・・・」などと思うこともありましたし「もっと時間が欲しい」と思うこともありましたし「やりたいことをもっとやりたい」と思うことがありました。
1年も好き放題ブラブラしていると、働きたくなってくるから不思議なものです。

この1年間十分楽しみました。
好きなだけゴロゴロして、寝たいだけ寝て、読みたい本を読んで、知りたいことを調べて、書きたいコードを書く。
やりたくないことは極力せずにやりたいことだけやれたと思います。
良い面もあれば良くない面もありました。

残念なのは成果物がないことです。
このブログの記事くらいでしょうか・・・、でもそれも成果物ではないですね。
次の1年は何かモノを作れたら良いなぁと思います。
実用的なモノが良いですね。

適当に短く書くつもりが長くなってきたのでここらで。
ブログは今まで以上に適当な内容で更新できたら良いなぁと思っています。

2010/11/27

syntax-rules: define-same-params

(define-same-params (idx edge)
  (index->x (remainder idx edge))
  (index->y (quotient idx edge))
  (index->xy (values (index->x idx edge)
                     (index->y idx edge)))
  (hline-indices (vector-iota edge (* (index->y idx edge) edge))))

小手先の誤魔化しのような気もしますが。

(define-syntax define-same-params
  (syntax-rules ()
    ((_ (params ...)(name body ...))
     (define (name params ...)
       body ...))
    ((_ (params ...)(name body ...) x ...)
     (begin
       (define-same-params (params ...)(name body ...))
       (define-same-params (params ...) x ...)
       (undefined)))))

追記

Twitter / SaitoAtsushi: @valvallow R6RSならこれでいける(de ...

@valvallow R6RSならこれでいける(define-syntax define-same-params(syntax-rules()((_(p ...)(n b ...)...)(begin(define(n p ...)b ...)...)))) R5RSの微妙な不備

(define-syntax define-same-params
  (syntax-rules ()
    ((_ (p ...)(n b ...) ...)
     (begin
       (define (n p ...) b ...) ...))))

R6RS 。。

2010/11/26

PAIP: queue

このブログでは毎月、月の日数より多く記事を書くことを軽く目標にしてきましたが、ここ2ヶ月停滞気味です。
で、気づけば次の記事で365 記事目ということで、年単位で見れば目標達成ですかね。去年は2ヶ月間まったく書かないことがあったので、320 記事でした。

PAIP も購入してから継続的に読んできて、1～11・22～25・17～18章と読みましたが、これも現在停滞気味。7～8割くらいは読んだことになりますが、例題や演習はほとんど書いてないので、むしろ「これから」といったところです。

で、結構いまさらですが、10章の queue の実装がおもしろかったので、gauche で書いてみました。cons の cdr 部に queue 本体を、car 部に queue の末尾の cons のポインタを突っ込んだ形です。この car と cdr を逆にした tconc も紹介されていますが割愛。

P.322 ～

(define (queue-contents q)
  (cdr q))

(define (make-queue)
  (rlet1 q (cons '() '())
         (set! (car q) q)))

(define (enqueue item q)
  (set! (car q)
        (rlet1 f (cons item '())
               (set! (cdr (car q)) f)))
  q)

(define (dequeue q)
  (pop! (cdr q))
  (when (null? (cdr q))
    (set! (car q) q))
  q)

(define (front q)
  (car (queue-contents q)))

(define (empty-queue? q)
  (null? (queue-contents q)))

(define (queue-append! q ls)
  (set! (cdr (car q)) ls)
  (set! (car q)
        (last-pair q))
  q)



(define q (make-queue))

(queue-contents q)
;; ()

(empty-queue? q)
;; #t

(enqueue 'a q)
;; (#0=(a) . #0#)
(enqueue 'b q)
;; (#0=(b) a . #0#)
(enqueue 'c q)
;; (#0=(c) a b . #0#)

(empty-queue? q)
;; #f

(front q)
;; a

(queue-contents q)
;; (a b c)

(queue-append! q '(d e f))
;; (#0=(f) a b c d e . #0#)

(dequeue q)
;; (#0=(f) b c d e . #0#)
(dequeue q)
;; (#0=(f) c d e . #0#)
(dequeue q)
;; (#0=(f) d e . #0#)

追記

vallog: consでqueue

2010/11/17

BiwaScheme on Google Site

life is biwa

BiwaScheme も Google Gadget に突っ込めば、きっと Google Site で動くんだろうなぁ。
ということで

Gauche でライフゲームを書いて

lifegame2.scm at master from valvallow's lifegame - GitHub

BiwaScheme 向けに少し追加修正して

life_is_biwa.scm at master from valvallow's lifegame - GitHub

Google Gadget の xml にしました。

life_is_biwascheme.xml at master from valvallow's lifegame - GitHub

見た目がすごい雑ですが、上記の画像の通り動きました。
ちなみにフィールドの前後左右がつながってるタイプのライフゲームです。

Google Gadget の xml は以下の通り。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<Module>
  <ModulePrefs title="Life is BiwaScheme"
               title_url="http://www.biwascheme.org/"
               height="500"
               author="valvallow"
               author_email="valvalloooooooooow@gmail.com"
               description="lifegame written in BiwaScheme"/>
  <Content type="html">
    <![CDATA[
             <div>step<input type="text" size=3 id="step" value="10"></div>
             <div>interval<input type="text" size=2 id="interval" value="1"></div>
             <div>size<input type="text" size=3 id="size" value="15"></div>
             <button id="start">start</button>
             <div id="lifegame-console" style="border: dotted;">
             </div>
             <script src="https://sites.google.com/site/lifeisbiwa/biwascheme.js">
(define *relatives*
  '((-1 . 1)(0 . 1)(1 . 1)(-1 . 0) ;; (0 . 0)
    (1 . 0)(-1 . -1)(0 . -1)(1 . -1)))

(define (call-with-output-string proc)
  (let ((out (open-output-string)))
    (proc out)
    (get-output-string out)))

(define (dec n)
  (- n 1))

(define (random-bit)
  (random-integer 2))

(define (complement pred)
  (lambda args
    (not (apply pred args))))

(define (bit->bool bit)
  ((complement zero?) bit))

(define (square-edge square)
  (sqrt (vector-length square)))

(define (index->xy idx edge)
  (let ((m (mod idx edge))
        (q (div idx edge)))
    (values m q)))

(define (xy->index x y edge)
  (+ x (* y edge)))

(define (sphere n edge)
  (mod (+ n edge) edge))

(define (neighbor-relative-xy idx edge relatives)
  (call-with-values (lambda ()
                      (index->xy idx edge))
    (lambda (x y)
      (map (lambda (r)
             (let ((rx (+ x (car r)))
                   (ry (+ y (cdr r))))
               (cons (sphere rx edge)
                     (sphere ry edge))))
           relatives))))

(define (neighbor-relative-indices idx edge relatives)
  (let1 rel (neighbor-relative-xy idx edge relatives)
    (map (lambda (r)
           (xy->index (car r)(cdr r) edge))
         rel)))

(define-macro (rlet1 var exp . body)
  `(let ((,var ,exp))
     (unquote-splicing body)
     ,var))

(define (square x)
  (* x x))

(define (make-neighbor-indices edge relatives)
  (let1 idx 0
    (vector-map
     (lambda (v)
       (rlet1 r (neighbor-relative-indices idx edge relatives)
              (set! idx (+ idx 1))))
     (make-vector (square edge)))))


;; ------------------------------------------------------------
;;  lifegame
;; ------------------------------------------------------------

(define (pa$ proc . params)
  (lambda args
    (apply proc (append params args))))

(define (lifegame:neighbor lifegame neighbor)
  (map (pa$ vector-ref lifegame) neighbor))

(define (lifegame:random-life edge)
  (list->vector (map (lambda (e)
                       (bit->bool (random-bit)))
                     (iota (square edge)))))

(define (count pred ls)
  (let rec ((ls ls)(acc 0))
    (if (null? ls)
        acc
        (rec (cdr ls)(+ acc
                        (if (pred (car ls))
                            1
                            0))))))

(define (lifegame:live? life neighbor-life)
  (let1 cnt (count identity neighbor-life)
    (if life
        (<= 2 cnt 3)
        (= cnt 3))))

(define (lifegame:next-step lifegame neighbor)
  (vector-map (lambda (e nh)
                (lifegame:live? e (lifegame:neighbor lifegame nh)))
              lifegame neighbor))

(define (lifegame:make-stepper lifegame relatives)
  (let1 nh (make-neighbor-indices (square-edge lifegame) relatives)
    (lambda _
      (rlet1 r (lifegame:next-step lifegame nh)
             (set! lifegame r)))))

(define (lifegame:auto-step lifegame relatives step before after finally)
  (let1 next (lifegame:make-stepper lifegame relatives)
    (let rec ((l lifegame)(step step))
      (if (zero? step)
          (finally l step)
          (begin
            (before l step)
            (let1 r (next)
              (after r step)
              (rec r (dec step))))))))

(define (lifegame:make-web-printer sym finally)
  (let1 newline (lambda (out)
                  (display "<br />" out))
    (lambda (lifegame step)
      (let ((edge (square-edge lifegame))
            (idx 0))
        (let1 s (call-with-output-string
                  (lambda (out)
                    (display "step:" out)
                    (display step out)
                    (newline out)
                    (vector-for-each (lambda (e)
                                       (when (zero? (mod idx edge))
                                         (newline out))
                                       (display ((if e car cdr) sym) out)
                                       (set! idx (+ idx 1)))
                                     lifegame)
                    (newline out)
                    (newline out)))
          (finally s))))))

;; ------------------------------------------------------------
;;  test
;; ------------------------------------------------------------

(define (start-lifegame . args)
  (let ((live "<img border=\"0\" height=\"15\" src=\"https://sites.google.com/site/lifeisbiwa/lisplogo_alien_128.png\" width=\"25\" />")
        (dead "<img border=\"0\" height=\"15\" src=\"\" width=\"25\" />")
        (step (string->number (get-content ($ "step"))))
        (interval (string->number (get-content ($ "interval"))))
        (size (string->number (get-content ($ "size"))))
        (console ($ "lifegame-console")))
  (let ((game (lifegame:random-life size))
        (printer (lifegame:make-web-printer
                  (cons live dead)
                  (lambda (val)
                    (element-update! console val)))))
    (lifegame:auto-step game *relatives* step printer
                        (lambda _ (sleep interval))
                        (lambda (l s)
                          (set! game l))))))
(add-handler! ($ "start") "click" start-lifegame)
             </script>
    ]]>
  </Content>
</Module>

2010/11/09

BiwaScheme on Blogger (2)

test

記事単体で表示してる時に動かない。ブログ全体で表示すると動く。なんでだ。

<textarea cols="50" id="bs-input" rows="5">(map (lambda (n)(let rec ((n n)(acc 1))(if (zero? n)acc(rec (- n 1)(* n acc)))))(iota 100))</textarea>
<button id="eval">eval</button>

<div id="bs-console2" style="border: dotted;">
</div>
<script src="biwascheme.js">
(define (eval-code arg)
  (let* ((src (get-content ($ "bs-input")))
         (code (read-from-string src)))
    (element-update! ($ "bs-console2")(eval code))))
(add-handler! ($ "eval") "click" eval-code)
</script>

参考

htmlのフォームのボタンを押したらBiwaSchemeでなんかするサンプル - `(Hello ,world) - cadr group

2010/11/08

biwascheme on blogger

BiwaScheme : Scheme interpreter for browsers

ちょっと試してみたくて。

<div id="bs-console" style="border-style: dotted;">
</div>
<script src="biwascheme.js">
;; (js-call (js-eval "alert") "Hello, world !! (powerd by biwascheme)")
(element-update! ($ "bs-console") "Hello, world !! (by biwascheme)")
</script>

↓結果↓

（chrome, firefox, operaでは動いてるっぽいですが、IEでは動いてないみたい？）

ビルド

Files - biwascheme - GitHub

How to build lib/biwascheme.js
You need make and Java installed.

(1) Download and unpack YUI compressor

(2) Create a shell script ‘yuicomp’ like:

#!/bin/sh
java -jar /somewhere/yuicompressor-2.4.2/build/yuicompressor-2.4.2.jar $*

(3) make

参考

yhara's biwascheme at master - GitHub

Files - biwascheme - GitHub

BiwaScheme : Scheme interpreter for browsers

quine ：自分自身を出力するプログラム

クワイン (プログラミング) - Wikipedia

クワイン（英: Quine）は、コンピュータプログラムにおけるメタプログラミングの一形態であり、自身の完全なソースコードだけを出力するプログラムである。

だそうです。

quine というものを初めて目にしたのはこれでした。

プログラム・プロムナード

（PDF）自分自身を出力するプログラム

((lambda (x)
   `(,x ',x))
 `(lambda (x)
    `(,x ',x)))

~~でもこれ↑実行すると評価されちゃってて自身のソースコードを出力してないんじゃぁ・・・。~~（ソースの転載ミスでした）

そういえば、LOL（LET OVER LAMBDA Edition 1.0）にもありました。

4-2 : Backquote - Let Over Lambda

* (let ((let '`(let ((let ',let))
                 ,let)))
    `(let ((let ',let)) ,let))

(LET ((LET '`(LET ((LET ',LET))
               ,LET)))
  `(LET ((LET ',LET)) ,LET))

この方のプロフィール欄とか。

zick (zick_minoh) on Twitter

((lambda (lambda) `((lambda (lambda) ,lambda) ',lambda)) '`((lambda (lambda) ,lambda) ',lambda))

検索してみたらこんなページがありました。

The Quine Page (self-reproducing code)

www.nyx.net/~gthompso/self_scheme.txt

(call/cc
 (lambda (c)
   (call/cc
    (lambda (cc)
      (c ((lambda (c)
            `(call/cc
              (lambda (c) (call/cc (lambda (cc) (c (,c ',c)))))))
          '(lambda (c)
             `(call/cc
               (lambda (c) (call/cc (lambda (cc) (c (,c ',c)))))))))))))

((lambda (x) `(,(reverse x) ',x)) '(`(,(reverse x) ',x) (x) lambda))

ハンパねぇ！

まぁ、だからどうということではないのですが。。

2010/11/02

gauche-refj.pdf

というのがあったので眺めていました。
こういうリファレンスを上からシーケンシャルに眺めるのは結構好きです。

filetype:pdf "gauche-refj" - Google 検索

setter, getter のこととか良く知らなかったのですが、これを読んでわかりました。clamp とか知らないとその都度自分で定義してしまいがちですよね。私のことですが。

2010/10/29

Emacs Lisp : complement

述語を反転させるアレですね。(complement equal) とやると (lambda args (not (apply equal args))) が返るような高階関数です。

Scheme を書いている時によく使います。定義も簡単なので、無ければすぐ書けます。たまたま今日は Emacs Lisp で自前の関数を書いている時に complement が欲しかったので、書こうとしたらしばらくハマりました。。無ければ無いでよかったんですが、この際自前の Emacs Lisp 関数を定義したファイルに書き加えておいても良いかなと思い、書くことにしたのです。

デフォルトがダイナミックスコープである点にやられました。やはりデフォルトはレキシカルスコープでスペシャル変数や fluid-let などを用意してある方が良いなぁと思うわけです。慣れなんでしょうけどね。

(defun complement (f)
  (lexical-let ((f f))
    (lambda (&rest args)
      (not (apply f args)))))

(defun not-equal (x y)
  (funcall (complement #'equal) x y))

(funcall #'not-equal "" "a")
;; -> t

追記

検索したら素敵なページがあった！complement だけでなく fold や compose も再帰ではなく反復で定義してあるし、any, every, filter, take-while などなど Schemer 歓喜！

Emacs Lisp

自分でちくちく書く必要はなかったようです。

2010/10/28

gist を blog に embed する時の見た目や色（CSS）を変える

blog に gist を貼り付けることが多いです。見た目を変えたいなぁと思っていたのでやってみました。
参考にしたのはこちら。

色合いは自分の Emacs のハイライトを htmlize.el したものを参考にしてやってみました。やってみたんですが、どうにもクドイので実際にこのまま使うか迷っています。

vallog: ソースコードハイライト htmlize.el

こんな感じ。

css

用意した css は以下のものです。

gist: 649765 - css, gist embed- GitHub

余談ですが

Emacs では color-theme.el の midnight を少し変更したものを使っています。

;; color theme
(require 'color-theme nil t)
(color-theme-initialize)
(color-theme-midnight)
(set-face-background 'region "blue4")
(set-face-background 'trailing-whitespace "purple4")
(set-face-background 'modeline-buffer-id "grey5")
(set-face-foreground 'modeline-buffer-id "maroon2")
(set-face-background 'mode-line "grey20")
(set-face-foreground 'mode-line "grey75")
(set-face-background 'mode-line-inactive "grey3")
(set-face-foreground 'mode-line-inactive "grey35")
(set-face-background 'secondary-selection "red")
(set-face-underline-p 'modeline nil)
(custom-set-faces
 '(font-lock-comment-face ((t (:italic nil :foreground "slate gray")))))

Scheme のハイライトは quack.el の pltish を少し変更しています。

;; quack
(custom-set-faces
 '(quack-pltish-keyword-face ((t (:bold t :foreground "maroon2"))))
 '(quack-pltish-defn-face ((t (:bold t :foreground "darkgoldenrod3"))))
 '(quack-threesemi-semi-face ((t (:bold t :foreground "blue"))))
 '(quack-threesemi-text-face ((t (:bold t :foreground "blue")))))

追記

gist のハイライトの変更は止めました。

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