さて、内容とは直接関係ないけど、この本の序章で著者がとても良いことを言っていた。以下に引用しておく。
P.22 保険会社として営業を始めてからは、まだ一年半しか経過していない。これまでの業界の常識からすれば、「新入り」の私が業界の全体像を語る資格などないと思われることだろう。だが、誰でも少しずつ、その業界に身を置く時間が長くなればなるほど、その規範と常識に染まっていく。はじめの頃は不思議に感じていたことが、いつからか当たり前になっていく。とすれば、まだ新鮮な気持ちを持ち合わせているいまの自分が見た業界の姿、業界の人々の常識とのギャップの中身を、より多くの人たちに知ってもらう意味はあるのではないか。これが本書を執筆しようと思った動機である。ちなみにこの著者、ライフネット生命の副社長とのこと。
もちっとよく知りたいので、もう一冊くらい読んでみよう。これにしようかな。
余談だけど、「生命保険は金融商品」ということらしいので、投資信託・インデックスファンド・株式・国債・MRF・ETF・MMFなどなどをザックリ解説した本も読んでみたけど、やっぱ投資の世界は「手を出したらあかん世界や」という認識は変わらなかった。多額の資産を持っていれば、株式に少しとリスクの低い商品に手広く分散投資したらいいかも、と思った。自分のような小市民には縁のない世界だな。
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