2010/06/20

「最終的には Prolog を 94 行で実装した.」

Web 版にはないと思われますが、P.393以降の「後注」に以下の様なことが書かれています。
最終的には Prolog を 94 行で実装した. それには以前の章から 90 行分のユーティリティを持ってきて使っている. ATN コンパイラにはさらに 33 行を追加したので, 217 行になる. ただし Lisp の言語仕様上では行という概念が無いので, Lisp プログラムの長さを行数で図ると誤差が大きいことに注意.
最後の一文。
ただし Lisp の言語仕様上では行という概念が無いので, Lisp プログラムの長さを行数で図ると誤差が大きいことに注意.
そうですよね。。ならどんな単位で測ると良いんでしょうね。

そういえば、「Lisp は S/N 比が高いので・・・」どうのこうの、というようなことを良く見聞きしますが、S/N 比ってなんなんでしょう?
ノイズが少ないってことなんですかね。


On Lisp の後注がおもしろいですね。Yコンビネータが出てきたり、SICP(計算機プログラムの構造と解釈)が出てきたりします。Paul Graham は自分のやってる VC の名前を「Y Combinator」にしたり、SICP の原書にレビューしてたりと、きっと両方共好きなんでしょうね。SICP 原書のレビューの方には、最近話題(と、言っても原書は20年前のものらしい)の実用 Common Lisp (IT Architects’Archive CLASSIC MODER) の著者 Peter Norvig 氏もレビューしてますね。

On Lisp

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