私は大学生の頃、近所の居酒屋でバイトをしていた。
そこのマスター(大将)に愛国心について尋ねられたことがある。
「愛国心はあるか?」
私は、ほんの少し考えて「たぶん、ないですね。」と答えた。
日本人は愛国心があまりない民族だと言うが、マスター曰く、みんな愛国心を持っているという。
「福岡県代表と熊本県代表(私は熊本人)が戦ったらどっちを応援する?」
「九州代表としての福岡県と関東代表が戦ったらどっちを応援する?」
「ワールドカップでは、日本と対戦国のどちらを応援する?」
「家族や友人、恋人や自分を大切に思うこともまた同じこと。」
「つまりはそういうことだ。」
『「松下幸之助 一日一話」の2月11日 国を愛する』を読んでいて、ふと思い出された。
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