2009/03/16

[Book]最近読んだ本の感想とか

ちなみに読書管理は「Stack Stock Books」使ってます。

ザ・マインドマップ
ザ・マインドマップ
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トニー・ブザン バリー・ブザン
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 640
おすすめ度の平均: 3.5
4 ワイオ
5 マインドマップは自由な連想を広げるお絵描きのよう
3 マインドマップを知るきっかけ
4 HOW TO本じゃなくて、マインドマップの解説書だよね
3 訳書であることについて。言語的な問題はないのか,
勉強方法を勉強して分かった僕に足りなかった3つのことの影響で買ってみた。一緒に出てくるレバレッジ勉強法は以前読んでいたので、今度再読してみようかと思う。
 
さて、この「ザ・マインドマップ」は、「読んでよかった。今読んでおいてよかった。」というのが感想。自分の『脳力』をもう一度信じてみようという気になれます。自信を取り戻せる一冊。
 
また、プログラミングに良い影響を与えるとも感じられます。
UMLやクラスベースOOPのスーパーセットのような印象を持ちました。マインドマップ自体が木構造というのも、なんだかニヤニヤします。
止め処ない連想の快感を味わうことができるのでは。
 
ただ、マインドマップの基本的な考え方については、前半で十分な気もします。もちろん実践が大事だと思われます。反復練習。
後半は、リファレンス的な印象。マインドマップを使った、記憶術、グループで、スケジュールで、2択でなどの応用(?)について。
後半は別冊でもよかったのではと思います。後半は斜め読みしました。

 

[愛蔵版]松下幸之助一日一話

PHP研究所
売り上げランキング: 27615
コンビニで見かけて買った。見開きに4話、つまり1ページに2話ずつ小話が記されています。自分を戒める材料になりそうです。2分の1ページずつ読んでもいいので、読書が苦手な人も大丈夫かも。
失礼かもしれませんが、トイレに置いとくといいんじゃないかと^^;ベストオブトイレ本><

気に入ったページを折りまくったら、ドッグイヤーだらけになりました。ということで、いくつかの一部を抜粋してみます。

正しい競争を:
われわれは実業人であると同時に、やはり紳士でなければならない、正しい商売を遂行していかなければならないと思うのです。

弁解より反省:
人間というものは往々にしてうまくいかない原因を究明し反省するよりも、「こういう状況だったからうまくいかなかったのだ」「あんな思いがけないことが起こって、それで失敗したのだ」というように弁解し、自分を納得させてしまう。

三日の手伝い:
現在与えられた、いまの仕事に打ち込めないような心構えでは、どこの職場に変わっても、決していい仕事はできない。これははっきり申し上げることができると思うのです。

修養に場所を選ぶな:
しかるに若い人の間で、「この仕事は自分の性に合わない」「あの主任の下ではどうも働きがいがない」と、不足をもらす人がある。これは自己中心のものの考え方の弊害であろう。
真に自己の適所を見出すまでには、いろいろな経験を積まなければならない。また性格、意見の異なった指導者の下で自己を磨くことによってこそ、かえってよりよく修養が得られるものであることを、深く知らなければならないと思う。

 

心に響く名経営者の言葉
ビジネス哲学研究会
PHP研究所
売り上げランキング: 24733
おすすめ度の平均: 5.0
5 素晴らしい
コンビニで買った。これも失礼ながらベストオブトイレ本。見開き1ページに偉人の生い立ちと名言が記されています。

気に入ったものから一部を抜粋。

諸井貫一(秩父セメント〔現在の太平洋セメント〕社長、埼玉銀行〔現埼玉りそな銀行〕会長などを歴任):

「全員反対したものだけが、一考に価する。経営者はこうしたマイノリティの論理を駆使しなければならない」

人には「同調」という心理がある。「この人たちの意見は本当に正しいのだろうか」と思っていても、周囲が「正しい」「正しいに決まっている」と口々に言うと、正しく思えてしまうという心理がある。

「マジョリティ(大勢)が現在を作り、マイノリティ(少数)が未来を創る」

市村清(リコー三愛グループの創始者):

「できない理由を考える前に、できる方法を考えてくれ」

人は「できない」「無理だ」と相手に伝えるため、頭をひねってその理由や言い訳をあれこれ考えることがある。だが、これは後ろ向きな努力だ。

鈴木敏文(セブン-イレブン・ジャパンの事実上の創設者):

「まずは視点を変え、挑戦する価値があるかどうかを考える。
そして、自分の中で六~七割、
実現できる可能性が出てきたら挑戦する」


会議などで提案を拒否されるのはよくあることである。それで引き下がるのは、自分にも自信がなかったためではないか。事前によく検討し、勝算のある提案をすれば、たとえ拒否されても独力で挑戦するという途が拓けてくるはずだ。

田辺茂一(紀伊國屋書店の創業者):

「何でも時代のせいにしてれば、そりゃ楽だ」

事業や計画が失敗したとき、「タイミングが悪かった」「時代の先を行きすぎた」「もっと早くやっていれば」といった言い訳をよく耳にする。本来、事業や計画というのは、時代のニーズやタイミングまでを推し量って進めるものだ。

ホントはまだまだ紹介したいところだけど、そういうわけにも・・・。

 

「いい人」が損をしない人生術 (PHP新書)
斎藤 茂太
PHP研究所
売り上げランキング: 49824
おすすめ度の平均: 4.0
4 最初の一冊としておススメです。
コンビニで買った。当たり前のことが、普通に書いてある。作者も意図してのことらしい。といいつつも、後半一部独善的な部分が見えるように思える。

読み進めると、気分が落ち着いてくるというか、のんびり生きていこうという気になる。いいこともたくさん書いてある。結構、線引いた。

一部抜粋。

レールが敷かれた道があったとしても、その上を進むかどうかは、自分で決めなくてはいけない。

人生は、山を登るといっても砂山を登るようなものだ。

傲慢になるのは、好ましくないと理解していても、そうなるのが人情であり、ならないための方策を日ごろから心がけておきたい。

健康でなければ、精力的かつ積極的に仕事に取り組むことも、意欲的な考えを実践に移すことも、ここいちばんの勝負どころで頑張りぬくこともできない。

自分の信念を貫き、正しいことをはっきり言うからには、自分の行動を透明にしておかなければならない。やましいところがあると、どうしても行動が卑屈になったり、自分の意見があっても妥協してしまうものだ。

リスクを冒さないことが、ときにはリスクになってしまう。

自ら行動の意思もなく動機もない人にかぎって、自分の行動の反省よりも、他人の行動を批判してわめき散らしたり、他人の成功を妬んだりするものだ。

と、書き出すと止まらない・・・、もっと書いておきたい気もするけど、またの機会に。

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