読了後のこの気持ち良さ。
「星を継ぐもの
」含め「ガニメアンシリーズ」でも漏れなくそうだったように、終盤のスピード感とワクワク感は異常(笑)
この「創世記機械」っつータイトルの意味がわかってくるくだりがとても良い。読む前から「創世記機械」ってなんのこっちゃと思ってました。読み始めても話の内容と「創世記」が全然結び付かない。タイトルのことを忘れかけた頃に、スピードが上がって、盛り上がって、うぉーってなって、「あー!そういうこと!」。
それと巻末の書評(あとがきではない何か)っぽいとこにも書かれてるけど、「科学者と組織の葛藤」がイイ。なんらかの組織に属する人なら経験したことがあるはず。きっと現実の出来事とダブる。組織の中で遭遇する政治とか葛藤とか苦しみとかもがき。
読んで良かった。すごく面白かった。
まだいくつかJ.P.ホーガン作品のストックがあるので楽しみ。
0 件のコメント:
コメントを投稿